雪板(スノーサーフィン)と焚火の魅力 自分で一から作る遊びを体験してみた

公開日 : 2021年2月19日

こんにちは!

今回は一から自分でモノづくりをして、遊んでみる『雪板(スノーサーフィン)』の雪板作りと、今ひそかなブームを呼んでいる『焚火』を体験して参りました!

自然の中で、自然の素材を使って、自然を感じながら遊ぶ、童心にかえることが出来ました・・・。

≪ 目次 ≫

  1. 1.『雪板(スノーサーフィン)』ってなに??
  2. 2. カヌーヴィレッジ長瀞(CANOE VILLAGE NAGATORO)
  3. 3. 遊びの達人『藤村育三』さんってどんな人?
  4. 4. 雪板を実際に作ってみた!
  5. 5. 焚火の魅力を改めて考える
  6. 6. 遊びの達人・藤村さん同行雪板&焚火ツアー(3/20発)について

 

藤村育三さん同行ツアーを3月20日発にて1泊2日の初めての雪板ツアーを開催します!

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◎日程:3月20日(土曜)発 1泊2日間
◎場所:長野県 ロッジピノキオ泊
◎食事:2食付き
◎製作:板、工具、塗料、ニス、インストラクション、リーシュ、パッドすべて込み
◎同行:藤村育三さん同行ツアーとなります。
◎マイカープラン、新幹線付きプラン をご用意しております。

◎ご料金:
 マイカープラン  : おひとり様59,800円 
 新幹線付きプラン : おひとり様72,800円


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ご宿泊プラン詳細はコチラ ▶

 


 

1.『雪板(スノーサーフィン)』ってなに??

 

雪板(スノーサーフィン)とは、皆さん頭にスノーボードをイメージされていると思いますが、少し異なりまして、通常スノーボードは、『ビンディング』と呼ばれるブーツと板を固定させる器具がついておりますが、雪板はそれがありません。また、通常のスキー場などではまだコースでの滑走が禁止されていますので、スキー場もソリのコーナーや、主にスキー場でない圧雪されてない自然の雪山(私有地)の中で楽しむことになります。

雪板はもちろんレンタルもございますが、雪板で推したいポイントは、雪板そのものを自分で一から作ること。そして、自分で作った雪板で遊ぶ快感と、満足感なのです!

 


 

2. カヌーヴィレッジ長瀞(CANOE VILLAGE NAGATORO)

 

その雪板を作りに、今回お邪魔させて頂いたのが、
カヌーヴィレッジ長瀞(CANOE VILLAGE NAGATORO) です!
春から秋にかけてモンスターSUPや、リバーサーフィン等、日本ではあまりやっていない珍しいアクティビティを提供しており、冬のシーズンは雪板(スノーサーフィン)の取り扱いをしているようです。
(長瀞は雪があまり積もりませんので、同行ツアーで遠方に出張ツアーが多いそうです。)

カヌーヴィレッジ長瀞(CANOE VILLAGE NAGATORO) 
〒369-1305 秩父郡長瀞町長瀞947-1
「遊びを通して心を豊かに体を健康に」をコンセプトに、ラフティングやSUPをメインに個性的なアクティビティを提供。
TEL: 0494-66-2679
HP : https://www.canoevillage.com/

※カヌーヴィレッジ長瀞代表の加藤さんにも今回サポート頂きました!

 


 

3.  遊びの達人『藤村育三』さんってどんな人?

 

そして、雪板の魅力と、雪板作りをガイドして下さったのが、遊びの達人『藤村育三』さん。

この方、遊びとひとくくりに出来ない程、肩書が凄いんです!

作家活動を始めた19歳の時からすでに海外の雑誌にてイラストレーターとして活躍し、以後ジャンルを超えたクリエイティブな活動をしている。 国内外のミュージシャンの撮影、店舗/ショップなどのプロデュース、グラフィックデザイン、 名門時津風部屋の力士達の化粧回しデザインを手がけることで国技である相撲にも携わり、フジロックフェスティバルのオフィシャルグッズデザイン、 ハウステンボスのパレードフロートのデザイン、Hummer Japanの総合アートディレクション等、数々の国内外の一流企業、著名人達をクライアントに持つ。

アメリカカヌー協会 SUPインストラクターレベル3 / パプアニューギニア政府観光局認定サーフィン観光親善大使 / JP Australia リバーSUPアンバサダーライダー / ULTRA T80プロデューサー
CABBOプロデューサー / Jeep River SUP Team Japan

雪板の魅力を教えて頂くのにこの上無い方にご指南頂きました!

 

■2020年2月20日(土曜)開催しました旅の学校動画もご覧ください!

 

 


 

 4. 雪板を実際に作ってみた!

まずは下記まとめ動画をご覧ください!

 

1.) イントロ & ライティング

まずは、雪板の構造(ノーズ、テール、エッジ、ボトム等の用語)について説明して貰いました。

どのように作ったら、スピードが出る、浮力が出る、曲がりやすくなるなどレクチャーを頂きましたが、藤村さん曰く、雪板に完璧な理論は確立されていないようで、実際に作って、乗って、体で感じ、または他の人の板に乗ってみると次はこうしてみたい等アイデアが続々と湧いてくるそうです。雪板ファンの方は、中には何枚も雪板を持っている方もいるそうです!

サンプルなども見せて頂きましたが、何となくこの時点でその気持ちも分かりますし、ちょっと別視点かもしれませんが、ビジュアルが良い・・・!お家にインテリアとしても飾れると視察に来た一同も心を躍らせていました。

 

最初の段階からベースとなる板は反りが入っており、この板にセンターラインを引くところからスタートします。板に直角になるように・・・一番最初が一番大事、とのこと。

実際にまっすぐ線を引くのは少し難しい。緊張感をもって始めの工程に着手しました。失敗したら消しゴムでラインを消して、納得の行くライティングになるよう気を引き締めます。

 

センターラインを引いたら、次は板自体の形(シェイプ)を決めます。

いくつか種類のある型紙から自分が好きな形を選び、板を真ん中で二つに分けて、片側から型に沿ってまた線を引いていきます。今回は、ノーズ(先端)を少し太くして、浮力が生まれるようにして、板の中盤にくびれを作ることでカーブがしやすくなるように、自分なりに考えたこだわりを入れてみました!形を考えてる時点で物凄い楽しいんです!

 

約30分かけ、こだわりの線引き作業が完成!まだまだイメージが湧きませんが、ここから切り出しの工程に入ります。

 


 

2.) カッティング(切り出し)

雪板作りらしくなってきました!

電動糸鋸(イトノコ)で、引いたラインに合わせ、ラインから1-2mmほど余裕を残してカッティングをして行きます。ゆっくりまっすぐ推し進めるように焦らず刃を通していきます。

ラインまで、幅が出来てしまった部分は、荒めのやすり板で大きく削っていきます。

この作業が地味に大変で、視察時2月の真冬の時期でしたが、来ていたダウンが暑くなるほど!削る作業も、思っている以上にスムーズに削れるので、それが気持ちよく没頭してしまいます。それまで笑いながらきゃぴきゃぴと作業をしていましたが、この段階に入ってくると徐々にスタッフの顔も真剣になってきて職人顔になってきました。

切り出し、荒削りが完了した直後。

だいぶ様になってきました!


 

3.) やすりがけ・研磨

荒やすりが終わってひと段落と思ったら、まだまだ続きます!今度は細かい目のやすり板を使って切り出した面のおうとつを滑らかにしていき、角を落とし、さらに紙やすりで研磨をかけていきます!

ここまでくると、もはやオフィスワーカーの顔をしていません。(笑)

1人だと疲れて来たので、少しずつ削ってはバトンタッチ。(本当はひとりで作りますよ!)

さらに見かねた、同行したおじさんスタッフたちもみんなでやすりがけ。

流石の藤村さんも「みんなでやってるから早い!!」と笑って見ていてくれました。

藤村さん曰く、この研磨の時は『まごころ』を込めてやすってあげるのが良いとのこと。

皆が心を込めて、無言で真剣に作業しており、やや顔が怖くなっていますが、それくらい集中して没頭していました。それはやすった分だけ光沢が出たり、滑らかになっていく様を見れているからどんどん続きをやりたくなるんですね。

これが研磨完了後の雪板です! 白く美しく光沢があり、手触りも滑らかで気持ちが良いです。達成感が半端ないです・・・!!

この時点で左右対称になっているか、また、自分が意図したシェイプになっているか板を持ち上げて見てみます。お分かりでしょうか。冒頭にノーズ(先端)を太くしたことと、くびれを入れてみたのですが確かに入っていますよね!

 


 

4.) ペインティング

さて、ここが雪板作りの一番のハイライト!

ランチを取りながら、デザインをあれこれと考えていましたが、いざ色を付けるとなるとかなり迷ってしまいます!藤村さんのアドバイスも頂きつつ、鮮やかなグリーンをノーズに入れ、刺し色として暗めの色をラインで入れ、中盤は木の木目を活かせるようにステインを塗っていくこととしました。

塗料がはねないように、物凄く緊張します。マスキングでエリアを越えて塗ってしまわないようにしていますがそのマスキングの幅も超えてしまいそうで怖いものです。

藤村先生にテーピングをフォローをしてもらいつつ・・・

刺し色を入れるために、またマスキングを貼っていきます。

グリーンに合うようにブラウンの刺し色を。(実はこのスタッフ、グリーンエリアに塗料をはねてしまうイージーミスを。すぐ藤村さんにリカバリーして頂きました!)

中盤はステインで木の温もりを感じられるような色合いに。魂が込められていく感じがします!

このマスキングを取る瞬間が、現場で一番盛り上がるシーンではないでしょうか!一同、歓喜の雄たけびが上がりましたよ。

ついに、ペインティング完成!!

すこし乾燥させ、最後に紙やすりでならすとエイジングされたような深みのある雰囲気になります!

出来上がった時の達成感と、喜びは最高潮に達しており、自分たちが作った板にほれ込んでしまい皆が口を揃えて「良いよね!?」と共感。藤村さんも「ここ最近で一番の出来。」なんて嬉しい言葉をかけて下さるものですから、圧倒的な満足感を得て、同時に、この板で滑ってみたい気持ちが沸騰していました。

遊びの達人・藤村さんが最初に言っていた、「一から作って、それで遊ぶことの楽しさ」というものを理解できた気がします。藤村さんが提唱する、雪板の魅力の5合目ですが、これで実際に雪山で遊んだら最高の休日になること間違いないです!

 

工程としては、ここから乾燥させ、ニスを塗り、ツヤを出し、エス・ティー・ワールドのスペルを刻印して貰って乾燥になるのですが、その作業は時間切れとなり、藤村さん後日仕上げをお願いすることになりました。

 


 

 5. 焚火の魅力を改めて考える

 

今回は雪板作りだけでなく、奥が深い『焚火』コンテンツを体験させて頂きました。

最近はソロキャンプなどのアウトドア系のコンテンツが人気が出てきていますが、キャンプファイアでなく『焚火』が今巷でフォーカスされていると藤村さんは熱く語ります。確かに、焚火ってありふれている様で、でも実際は人生の中で何回やったことがあるでしょうか。焚火が出来る場所も意外と思いつかないですし、火の起こし方も良く考えたら「?」となりますし、キャンプ場のBBQ施設以外でやることって本当に無いですよね。

今は、直火で地面で焚火をやることは多くの場所で禁止され始めている様で、今回はこの写真のように焚火台を使ってゆったりと燃え上がる火を楽しませて頂きました。道中、林の中に落ちている松ぼっくりを拾ってきましたが、実は乾燥した松ぼっくりが良い着火剤になるとのこと。我々一行は子供のように松ぼっくりを探していました。(笑)

 

徐々に日が落ちていくとともに、火の揺らぎに集中して、火を見つめながら一種のトランス状態になるというか、落ち着いた空間の中でゆったりと会話や、コーヒー、焼きマシュマロを味わいました。

最後に、カヌーヴィレッジ長瀞の加藤さんが取り出したのは、通称『レインボー花火の元』という実際に販売されている焚き火用のアレンジ材(粉)を振りかけて下さいました。

名前の通り、徐々に青や紫、赤。黄色等に色が変わっていくのですが、これがまた見たこと無い美しさでスタッフ一同感動を覚えました。

 

今回こちらの焚火体験をそのままプランとして、
カヌーヴィレッジ長瀞にてこの春から販売を開始されるようです
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<焚火カフェ詳細>
○体験内容
焚火体験料(レクチャー付、焚火台、薪、難燃性のブランケット、焚火に必要な道具)
軽食付(コーヒー・お茶・マシュマロなど)
○体験場所
カヌーヴィレッジ長瀞付近の河原(当日、天候などの状況により決定します)
○体験時間(集合時間)
3時間(15時~)
○開催期間
1月~5月、10月~12月
○予約方法
事前予約制(電話もしくはオンライン予約)
○料金
3000円/1名
○定員
2名~6名

〇催行会社:カヌーヴィレッジ長瀞
レインボー花火の元については別途有料オプションとなります。
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弊社でもこちらのプランを販売中です!!
ツアー詳細はコチラ(※現在申込ページ造成中) 

お問合せは弊社国内旅行部署の03-6415-8624迄お電話いただくか、
   kokunai@stworld.co.jp迄メールにてお問合せ下さい。

 

 


 

6. 遊びの達人・藤村さん同行雪板&焚火ツアー(3/20発)について

さて、今回ご紹介をさせて頂きました、雪板(スノーサーフィン)のコンテンツですが、

藤村育三さん同行ツアーを3月20日発にて1泊2日の初めての雪板ツアーを開催します!

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◎日程:3月20日(土曜)発 1泊2日間
◎場所:長野県 ロッジピノキオ泊
◎食事:2食付き
◎製作:板、工具、塗料、ニス、インストラクション、リーシュ、パッドすべて込み
◎同行:藤村育三さん同行ツアーとなります。
◎マイカープラン、新幹線付きプラン をご用意しております。

◎ご料金:
 マイカープラン  : おひとり様59,800円 
 新幹線付きプラン : おひとり様72,800円


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ご宿泊プラン詳細はコチラ ▶